研究課題/領域番号 |
26580046
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本文学
|
研究機関 | 広島女学院大学 |
研究代表者 |
田中 圭子 広島女学院大学, 総合研究所, 研究員 (20435051)
|
研究協力者 |
熊谷 直久 鳩居堂製造株式会社, 社長
米倉 綽 京都府立大学, 名誉教授
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
|
キーワード | 薫物 / 香 / 新作薫物 / 秘伝書 / 流派 / 薫物書 / 日本の伝統文化 / 香文化 / 禁裏・公武 / 今出川家 / 菊邸文庫 / 近衛家 / 東京大学史料編纂所 / 日本古典文学 / 日本古代文化 / 香道 / 薫物の流派 / 菊亭文庫 |
研究成果の概要 |
室町時代から江戸時代までの公武上層社会における香文化のうち、薫物(たきもの)文化について記述した文献を調査研究し、薫物の製法の考案と相伝に関する史実及び伝承を収集、整理して検証した。これにより、薫物文化の中世から近世までの実相と、奈良時代以降の史的変遷の解明に努めました。特に、室町時代以降に行われたとされる「新作薫物」(平安時代以来の伝統的な薫物とは材料、趣向、名称の異なる新たな種類の薫物)の発祥と実相、史的変遷について、研究期間内に精査した文献の内容から跡付けるとともに、江戸時代前期の上層社会に薫物の流派の存在した可能性と、主要な流派の特徴について明らかにした。
|