研究成果の概要 |
19世紀英国の著名な28作家による291編の小説をreference corpus、主要9作家ごとの小説群をstudy corpusにして、effect sizeを計算し、上位1.0%の単語を抽出後、15の範疇に分類したうち、「キリスト教道徳」に属する単語に着目して、effect sizeの高い順に列挙すると、G. Eliot, Gaskell, Austen, Gissing, C. Bronte, Hardy, A. Bronteの順になった。DickensとE. Bronteは、reference corpusとの有意な差はなかった。作家ごとのキリスト性の一端を示す新データである。
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