研究課題/領域番号 |
26580072
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
言語学
|
研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
佐久間 淳一 名古屋大学, 文学研究科, 教授 (60260585)
|
研究分担者 |
入江 浩司 金沢大学, 歴史言語文化学系, 教授 (40313621)
|
連携研究者 |
當野 能之 大阪大学, 外国語学部, 講師 (50587855)
|
研究協力者 |
櫻井 映子 東京外国語大学, 非常勤講師
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 言語類型論 / 統語論 / 非人称構文 / 聞き取り調査 / フィンランド語 / アイスランド語 / スウェーデン語 / リトアニア語 / アンケート調査 / 国際情報交換 / フィンランド / アイスランド:スウェーデン / リトアニア |
研究成果の概要 |
フィンランド語の非定形節、アイスランド語の非人称構文、スウェーデン語の属性叙述文、リトアニア語の非人称文において観察される統語的なゆれについて、それぞれ現地で聞き取り調査とアンケート調査を行い、得られた結果を微視的類型論の観点から分析した結果、実際に統語的なゆれが観察されるが、そのゆれの実態は必ずしも先行研究等で報告された通りではないこと、また、統語的なゆれが生じる要因について、これまで指摘されてこなかった要因が関わっていることを明らかにすることができた。また、一連の研究によって、統語分析に微視的観点を導入することの利点、および聞き取り調査の有用性を示すことができた。
|