• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

会話分析を用いた「からかい」の分析 -日本語会話教材の開発に向けて-

研究課題

研究課題/領域番号 26580094
研究種目

挑戦的萌芽研究

配分区分基金
研究分野 日本語教育
研究機関名古屋大学

研究代表者

初鹿野 阿れ  名古屋大学, 国際機構, 准教授 (80406363)

研究分担者 岩田 夏穂  政策研究大学院大学, 政策研究科, 准教授 (70536656)
研究期間 (年度) 2014-04-01 – 2017-03-31
研究課題ステータス 完了 (2016年度)
配分額 *注記
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 260千円 (直接経費: 200千円、間接経費: 60千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
キーワードからかい / からかいへの反応 / 会話分析 / 会話教材 / 「からかい」 / 「からかい」のターゲット / 「からかい」の連鎖上の位置
研究成果の概要

本研究の目的は、談談における「からかい」の連鎖構造と「からかい」が起こる連鎖環境を明らかにし、それを日本語教育のための会話教材開発に結びつけることである。本研究では特に、先行する発話において話を展開するやり方にある逸脱を対象とした「からかい」を分析対象とした。
「からかい」は先行発話の逸脱を指摘しつつも笑い等で、その指摘が真面目なものではないことを示すことで行われていた。そして、参加者全員により相互行為的に達成されていることがわかった。また、本研究での「からかい」は、からかう者が何らかの理由説明/弁明が生じうる連鎖上の位置で起こっていることが分かった。

報告書

(4件)
  • 2016 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2015 実施状況報告書
  • 2014 実施状況報告書
  • 研究成果

    (6件)

すべて 2017 2016 2015 2014

すべて 雑誌論文 (2件) (うち国際共著 1件、 オープンアクセス 2件、 謝辞記載あり 1件) 学会発表 (4件) (うち国際学会 2件、 招待講演 1件)

  • [雑誌論文] 教材開発に向けた「褒め」と「からかい」への反応の分析:会話分析の観点から2016

    • 著者名/発表者名
      初鹿野阿れ・岩田夏穂
    • 雑誌名

      2016年日本語教育国際大会proceeding

      巻: -

    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • オープンアクセス / 国際共著
  • [雑誌論文] やり取りにおける問題解決に焦点を当てた会話教材開発の試み2016

    • 著者名/発表者名
      初鹿野阿れ・岩田夏穂
    • 雑誌名

      ヨーロッパ日本語教育

      巻: 20 ページ: 0000-0000

    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書
    • オープンアクセス / 謝辞記載あり
  • [学会発表] 会話分析のアプローチからみた会話の力とその実践 -相互行為への参加と協働-2017

    • 著者名/発表者名
      岩田夏穂
    • 学会等名
      第二言語習得研究会(JASLA)
    • 発表場所
      九州大学
    • 年月日
      2017-12-17
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • 招待講演
  • [学会発表] 教材開発に向けた「褒め」と「からかい」への反応の分析:会話分析の観点から2016

    • 著者名/発表者名
      初鹿野阿れ・岩田夏穂
    • 学会等名
      2016年日本語教育国際大会
    • 発表場所
      Bali Nusa Dua Convention Center、インドネシア
    • 年月日
      2016-09-09
    • 関連する報告書
      2016 実績報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] やり取りにおける問題解決に焦点を当てた会話教材開発の試み2015

    • 著者名/発表者名
      初鹿野阿れ・岩田夏穂
    • 学会等名
      第19回ヨーロッパ日本語教育シンポジウム
    • 発表場所
      ボルドーモンテーニュ大学、フランス
    • 年月日
      2015-08-26
    • 関連する報告書
      2015 実施状況報告書
    • 国際学会
  • [学会発表] 話の展開のやり方をターゲットとした「からかい」の分析2014

    • 著者名/発表者名
      初鹿野阿れ,岩田夏穂
    • 学会等名
      社会言語科学会第34回研究大会
    • 発表場所
      立命館アジア太平洋大学
    • 年月日
      2014-09-13
    • 関連する報告書
      2014 実施状況報告書

URL: 

公開日: 2014-04-04   更新日: 2018-03-22  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi