研究課題/領域番号 |
26580130
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
日本史
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研究機関 | 公益財団法人大阪市博物館協会(大阪文化財研究所、大阪歴史博物館、大阪市立美術館、 |
研究代表者 |
飯田 直樹 公益財団法人大阪市博物館協会(大阪文化財研究所、大阪歴史博物館、大阪市立美術館、, 大阪歴史博物館, 学芸員 (10332404)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 町 / 大阪 / 家屋敷 / 水帳 / 町会 / 近代 / 都市 / 三新法 / 町共同体 / 戸長 / 名望家 / 民事判決原本 / 土地家屋売買 / 町屋敷 |
研究成果の概要 |
本研究は、近世都市における町人身分の共同体たり町が明治以降、いかなる変容をこうむったかを検討しました。大阪では、三新法期(1878-1889年)に、町ごとに町会という議会が開設されるのと並行して、町は家屋敷取得規制という近世以来の中核的な機能を失うことが判明しました。また、同時期に町有財産管理者たる町総代人が廃止されるなど、町有財産のあり方にも一定の変化があったこともわかりました。 以上の結果をふまえて、他都市も含めて町の近代化に関して検討すべき一般的な問題領域を整理するとしたら、①土地所有構造、②町有財産、③町共同体の機能、④寄合と議会としての町会、の四点にまとめることができると考えます。
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