研究課題/領域番号 |
26580134
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ヨーロッパ史・アメリカ史
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研究機関 | 鹿児島大学 |
研究代表者 |
細川 道久 鹿児島大学, 法文教育学域法文学系, 教授 (20209240)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | ニューファンドランド / カナダ / イギリス帝国 / アメリカ合衆国 / 関係史 / 北大西洋 / ドミニオン |
研究成果の概要 |
ニューファンドランドのカナダ編入過程につき,英・米・加・ニューファンドランドの動きを考察し,以下の4点を析出した。1.第2次世界大戦期に英米加が接近する一方,ニューファンドランドに関しては米加間に競合関係が生じた。2.大戦で疲弊したイギリスにはニューファンドランド債務を補填する余裕がなく,ニューファンドランド再建案を検討するなかで浮上したのがカナダ連邦加入案であり,それがカナダの思惑と合致した,3.英加が共同歩調をとり,カナダ連邦加入交渉を主導した, 4.英米加の動きに対して,ニューファンドランドでは連邦加入推進派(対英加協調)と阻止派(対米協調や現状維持など,主張は様々)が対立した。
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