研究課題/領域番号 |
26580152
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
文化人類学・民俗学
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研究機関 | 藍野大学短期大学部 |
研究代表者 |
高垣 政雄 藍野大学短期大学部, その他部局等, 教授(移行) (70252533)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 原発事故 / 福島県飯舘村 / 放射能汚染 / 仮設 / 復興 / エスノグラフィー / 文化生成 / コミュニティー / 原子炉 / 災害 / 科学論 / 東北大震災 / 原子炉の人類誌 / 科学人類誌 / 新生復興 / 福島第一原発事故 / 帰還 / 被爆 / フィールドワーク / フクシマ / 低レベル放射線環境 |
研究成果の概要 |
2017年3月末、震災7年目に放射能レベルの依然高い長泥地区などを除き大半が避難解除された。多くの避難村民は家族の形態に応じて相馬市、南相馬市、福島市など近隣に土地と家を求め元の土地を見守ろうとするいわば通い農家が帰村の実態だ。また、次世代の土地に対する愛着の薄れとともに農業の復興は困難で、もはや限界集落へと変容する可能性は高い。そんな共通予測の中で若者たちは未来の飯舘村のあり様について文化継承(例えば、馬追などの神事)を緒に激しく模索し始めているるなど、彼らの復興に古来からの実態としての文化がネットワークを介してブリコラージュ的原動力の一つになっている。
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