研究課題/領域番号 |
26590010
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
民事法学
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研究機関 | 慶應義塾大学 |
研究代表者 |
金山 直樹 慶應義塾大学, 法務研究科(三田), 教授 (90211169)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | グローバル法 / 民法 / 規範空間 / 比較法 / 仲裁 / 投資仲裁 / グローバル化 / 法学教育 |
研究成果の概要 |
各国を規律する法は、情報化が進んだ結果、以前とは比べものにならない程、容易に知ることができるようになった。その結果、フォーラムショッピングの日常化現象が生じている。そこに作出されているのは、法実務家によって、資本に奉仕するべく作られた規範空間である。そこでは、各国の民法上のルールは、公序良俗に関するルール(例、代理母契約の禁止)も含めて空洞化してしまう危険性がある。このような事態に対処するため、国際公序の観念が徐々に承認されつつあり、たとえば投資仲裁においても種々の民法概念が用いられている。規範空間においては、デバイスとしての民法の汎用性がその制御に一役買っている。
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