研究課題/領域番号 |
26590029
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
理論経済学
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研究機関 | 高知工科大学 |
研究代表者 |
上條 良夫 高知工科大学, 経済・マネジメント学群, 教授 (40453972)
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連携研究者 |
三船 恒裕 高知工科大学, 経済・マネジメント学群, 准教授 (00708050)
岡野 芳隆 高知工科大学, 経済・マネジメント学群, 講師 (20513120)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 飴と鞭 / 懲罰 / 報酬 / ゲーム理論 / 実験 / 相対評価 |
研究成果の概要 |
本研究では、ビリを罰するという鞭型インセンティブやトップに報酬を与えるという飴型インセンティブが、能力の異なる人々から構成されるチームのパフォーマンス向上にどのように影響するのかを説明する、ゲーム理論的フレームワークを提供する。解析の結果、全員の努力の平均値を最大化するという想定にいては、チームメンバー間の能力格差が大きい時には飴型が望ましく、小さい時には鞭型が望ましいことがわかった。理論予測を検証するためにラボ実験およびフィールド実験を行ったところ、インセンティブに対して人々は理論が想定するよりも複雑な反応をする一方で、飴型・鞭型の使用方法については理論予測と整合的であることが確認された。
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