研究課題/領域番号 |
26590050
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
金融・ファイナンス
|
研究機関 | 敬愛大学 |
研究代表者 |
和田 良子 敬愛大学, 経済学部, 教授 (10316797)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
|
キーワード | あいまいさ回避 / 実験経済学 / 幸福の経済学 / MEU / 主観的確率分布 / 幸福度 / 行動ファイナンス / 幸福感 / 意思決定理論 / ポートフォリオ選択 / 実験ファイナンス / SP/A Theory |
研究成果の概要 |
本研究は,証券の結果の生起確率が与えられない,すなわち曖昧な情報下では,あいまいな情報の与え方が意思決定に大きく影響することを示した.実験において人的乱数を用いることで,プロセスの透明性が高いまま,被験者にとってあいまいな情報を作り出した.意思決定者が悲観的なのか楽観的なのかについて一定の定義を行うことが可能になり,悲観的な個人はあいまいな証券に投資しないことを確認した. さらに,あいまいな情報下において,幸福感が確率分布についての悲観・楽観に影響し,間接的にあいまいな証券投資への意思決定に影響するのか,あるいは幸福感が直接意思決定に影響するのかを分析し,後者である可能性が高いことを発見した.
|