研究課題/領域番号 |
26590051
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
金融・ファイナンス
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研究機関 | 早稲田大学 |
研究代表者 |
小倉 義明 早稲田大学, 政治経済学術院, 教授 (70423043)
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研究分担者 |
奥井 亮 京都大学, 経済研究所, 准教授 (20563480)
齊藤 有希子 (梅野有希子 / 齊藤 有希子(梅野有希子)) 独立行政法人経済産業研究所, 研究グループ, 上席研究員 (50543815)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 企業間取引 / ネットワーク / 影響力指数 / 追い貸し / 救済融資 / 中心性 / 企業救済 |
研究成果の概要 |
企業間取引ネットワークにおける需要者として影響力の強い中核企業が、業績不振時に低金利による救済融資を受けやすいことを理論と実証の両面から明らかにした。銀行がこのようなネットワークを観察する場合、中核企業単体だけではなく、ネットワークを通した他企業への波及効果も考慮して融資決定・金利設定を行う。この結果、影響力指数が高い企業ほど経営不振時に融資金利が相対的に低くなる。地域金融市場において市場支配力が比較的強い地方銀行で特にこのような傾向が強く観察された。
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