研究課題/領域番号 |
26590053
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経済史
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
川名 洋 東北大学, 経済学研究科, 教授 (70312527)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 都市史 / 経済史 / 都市化 / イギリス / 国家 / 自治 / 福祉 / 制度 / ホスピタル / 介護 / 慈善 / 都市 / 高齢化 / 救貧院 / チャリティ / 中世 / 貧困 / 自治体 / 法人化 / 産業集積 / 国家形成 / 法 / 手工業 / クラフト / 議会 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は以下の2点に要約される。第一に,国家形成の基点となる自治都市の行政組織と制度を「公式」領域と捉え,「非公式」領域にある貧困,商関係と信用の特質を掴み,「公式」と「非公式」両領域の相互作用により経済の安定がはかられた構図を明らかにして自治都市特有の経済社会の仕組みを解明すること。第二に,異なる社会的プロフィールを持つ多様な市民の共存を可能にした自治都市特有のメカニズムを解明するために,この「公式」と「非公式」という分析概念を用いることが有効であることを実証し,国家形成期の都市化現象の歴史的意義を明確に提示することである。
|