研究課題/領域番号 |
26590060
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
経営学
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研究機関 | 長崎大学 |
研究代表者 |
林 徹 長崎大学, 経済学部, 教授 (20257744)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | AET / 社会ネットワーク理論 / 相互作用 / 起業プロセス / 社会的評価 / IMO理論 / 懐妊期 / 資源統合メカニズム / 起業の十分条件 / 起業の必要条件 / 雌伏の期間 / 潜在的起業者の顕在化 / 起業過程のパターン / 潜在的起業者 / 萌芽的起業者 / 心理的支援 / 愛情 / 強い紐帯 |
研究成果の概要 |
本研究は、以下の独立開業ないし起業のプロセスのメカニズムの解明に向けて、部分的ながらもそれに資すると思われる事例を提供するものである。 感情面における正の変化が生じると潜在的な起業者の見方が一変する。その後、感情面の起伏と経験が非直線的に進展する。物的資源の獲得と相俟って、懐妊期を経て、潜在的な起業者の顕在化に至る。しかし、特定のどの相手とのどのような相互作用が後押し(支援)となって潜在的な起業者(アクター)の正の感情の高まり(愛情)が惹起され、他方で経営資源がいかに束ねられていくのか。AETを背景とするこうした一連のメカニズムの解明は仮説段階にとどまっている。
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