研究課題/領域番号 |
26590088
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 横浜国立大学 |
研究代表者 |
志田 基与師 横浜国立大学, 大学院環境情報研究院, 教授 (90178872)
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研究分担者 |
与謝野 有紀 関西大学, 社会学部, 教授 (00230673)
都築 一治 流通経済大学, 社会学部, 教授 (20180028)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 職業 / 知識基盤社会 / 共感 / 勤労のエートス / 社会的連帯 / AIと職業の消滅 / AIと消滅する職業 / 専門職 / 職業移動 / 事業継続計画 / 職業リスク / 研究機関のリスクマネジメント / 職業の持続可能性 / 社会移動 |
研究成果の概要 |
AIの発達により、職業の多くが消滅するといわれる中、安定した分業と職業体系を見通すことが困難となり、職業「体系」の「持続可能性」はその概念自体を見直す必要がある。他方で、職業が「経済的自立の基礎」であるためには、極めて長期にわたる教育課程と正規雇用に代表される安定した就業構造が必要であるが、前者の構造化に対し、後者の不透明化(「持続可能性」の不確実化)は、一種の社会的リスクとなっている。こうした職業観の基礎にあるのは、ウェーバーの指摘する「プロテスタンティズムの倫理」による「天職」観であり、このテーマはこの古典的な成果との対決であるといえる。
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