研究課題/領域番号 |
26590089
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
富田 涼都 静岡大学, 農学部, 准教授 (20568274)
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研究分担者 |
福永 真弓 東京大学, 新領域創成科学研究科, 准教授 (70509207)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 駿河湾 / サクラエビ / 資源管理 / 生態系サービス / 漁業管理 / コミュニティベースドマネジメント / プール制 / 公害問題 / コミュニティベースマネジメント / 協働管理 / 技術移転 |
研究成果の概要 |
本研究で以下が明らかになった。1)生態系サービス管理においては、生態系からサービスが「引き出される」プロセスと、サービスが分配されるプロセスは峻別する必要がある。2)制度、アクセスの権利、知識、技術、文化やそれらの未来への潜在性は、各ステイクホルダーにとっての生態系サービス管理におけるフレーミングを構成する。3)各ステイクホルダーのフレーミングによって判断される個別の合理性の将来予測(算段)は、管理システムのレジリエンスに影響する。4)持続的な生態系サービス管理のためには、そうした未来の個別的および社会的合理性を発展させるために「場(place)のマネジメント」という実践的な構想が必要である。
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