研究課題/領域番号 |
26590094
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 首都大学東京 |
研究代表者 |
丹野 清人 首都大学東京, 人文科学研究科(研究院), 教授 (90347253)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 帰還移民 / デカセギ / キャリアの接続 / リーマンショック / 最低賃金の上昇 / 日本就労 / ブラジル人 / 日系人 / 外国人労働者 |
研究成果の概要 |
リーマンショック後にブラジルに帰還した日本就労経験者の雇用状況と生活状況について、ヒアリング調査をした。この他に帰還移民者を雇用する現地企業へのヒアリングから、日本就労の経験の内容が厳しく吟味されており、評価されるような職種に就いていた者とそうでない者とで大きなチャンスの差が存在していることが明らかになった。年齢が若い方が戻った場合も有利であると考えられがちであるが、このような考え方自体が日本的なものであり、ブラジルでは年齢よりも何ができるのかが厳密に評価されることで年齢ファクターがあまり効いていなく、むしろ経験値を一定程度持つことが要求されることで年齢ファクターは若年層ほど不利になっていた。
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