研究課題/領域番号 |
26590103
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会学
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研究機関 | 立命館大学 |
研究代表者 |
福間 良明 立命館大学, 産業社会学部, 教授 (70380144)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 人生雑誌 / 大衆教養主義 / 戦争の記憶 / 反知性主義的知性主義 / 格差のメディア史 / 格差とメディア |
研究成果の概要 |
本研究は、戦後の「人生雑誌」史を洗い出し、「大衆とインテリの狭間」の層のメディア受容を分析した。『葦』(1949-1960)、『人生手帖』(1952-1974)といった人生雑誌は、戦後多く創刊され、幾度かのブームも見られた。人生雑誌は勤労学生や集団就職者を主な読者とし、彼ら自身も寄稿した。彼らは知識人ではなかったが、上級学校進学の憧れがあり、知的なものへの憧憬を抱き、遊興のみに自己を埋没させることを拒んだ。本研究は、「大衆かインテリか」でなく、その狭間で煩悶する人々のメディア史に照準し、彼らの屈折がいかなる言説を生み出したのか、人生雑誌はいかなるメディア機能を有していたのかを考察した。
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