研究課題/領域番号 |
26590121
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会福祉学
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研究機関 | 和歌山大学 (2015-2016) 同志社大学 (2014) |
研究代表者 |
西倉 実季 和歌山大学, 教育学部, 准教授 (20573611)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 障害の社会モデル / 容貌の障害 / ADA / 合理的配慮 / 障害差別禁止法 / ディスアビリティ |
研究成果の概要 |
アメリカ障害差別禁止法(ADA)における「障害」の定義を検討し、障害者差別解消法が施行された日本への示唆を得た。ADA改正前、法の趣旨に反して「障害」の定義が狭く解釈されたため、原告が「障害」をもっているとは認められない事例が頻出し、ADAに違反する差別を受けていることを証明する機会が奪われた。ADA改正のいきさつから日本が学べるのは、障害の社会モデルの考え方を採用し、「心身の機能の障害」(インペアメント)そのものが原因で社会的不利を被っている人のみならず、インペアメントに対する他者の否定的態度によって社会的不利に直面している人も含めて障害差別の解消に取り組む必要性である。
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