研究課題/領域番号 |
26590136
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
社会心理学
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研究機関 | 関西大学 |
研究代表者 |
遠藤 由美 関西大学, 社会学部, 教授 (80213601)
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連携研究者 |
内田 由紀子 京都大学, こころの未来研究センター, 准教授 (60411831)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 390千円 (直接経費: 300千円、間接経費: 90千円)
2015年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 現代の自立観 / 社会・経済的要因 / 親同居 / 現代の成熟観 / 生活基盤の構築 / 折り返し感 / 自立 / 法的成人 / 法的成人を過ぎた子ども / 親元 |
研究成果の概要 |
本研究は,大人とはいかなることか,現代の成熟観を探ることを目的として,20歳から44歳までの男女にオンライン調査を実施した。結果から明らかになったことは以下のとおりである。一般に,1人前の大人としての意識は年齢,学歴,収入の高さ,結婚,親同居と関わりがある。年代を問わず約半数が親同居であり,年齢の高い既婚者においてもそれは一定割合おり,家事への関与が低く,自分を大人として同定できないだけでなく,自信,心身の健康,将来展望などに対して一様に負の効果をもたらしている。親同居や未婚の主要理由は経済的理由であり,大人になることの個人の精神的側面だけでなく社会・経済的要因の重要性が示唆される。
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