研究課題/領域番号 |
26590144
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育心理学
|
研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
島田 英昭 信州大学, 学術研究院教育学系, 准教授 (20467195)
|
研究分担者 |
藤木 大介 愛知教育大学, 教育学部, 准教授 (60403599)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2016年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
|
キーワード | 二重過程理論 / 並行的共感 / 応答的共感 / 説明文 / 文章 / 理解 |
研究成果の概要 |
本研究は、共感的文章が理解、コミットメント等に与える影響を検証するための実験パラダイムを開発した。参加者は、作者の共感的エピソードや関係するイラストが含まれる、または含まれない、教育実践報告書の書き方に関する文章を読んだ後、いくつかの質問に答えた。その結果、共感的文章は作者に対する並行的共感および応答的共感の両方を高めたが、理解度得点と主観的理解度は減少させた。共分散構造分析の結果、共感的文章により高められた並行的/応答的共感が主観的理解度を高め、応答的共感と主観的理解度がこの助言へのコミットメントを高めることを明らかにした。その他、共感の二重性に関する基礎研究を行った。
|