研究課題/領域番号 |
26590151
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育心理学
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研究機関 | 龍谷大学 |
研究代表者 |
郷式 徹 龍谷大学, 文学部, 教授 (40332689)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 自閉スペクトラム症 / 独特な言語使用 / メディア接触の影響 / 広汎性発達障害 |
研究成果の概要 |
軽度の発達の遅れ(DQ=85)を伴う自閉スペクトラム症の男児を対象に幼稚園年長から小学校3年時にわたり、対象児の経験と関連する限定的な文脈のもとでのみ理解可能な言語行動に関して、縦断的な自然観察を行った。 その結果、当初は、アニメやゲームのキャラクターのセリフをそのまま用いた発話が多く、対象児のことをよく知らない人には通じにくかった。小学校入学後、読み書き能力の向上による語彙の増加とともに発話は柔軟になってきた。一方、弱いこだわり行動や理解されにくい発話(アニメの中のセリフなど)は継続している。また、アニメのキャラクターになりきっての一人でのごっこ遊びは継続している。
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