研究課題/領域番号 |
26590162
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
久田 満 上智大学, 総合人間科学部, 教授 (50211503)
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研究分担者 |
樋口 匡貴 上智大学, 総合人間科学部, 教授 (60352093)
中村 菜々子 兵庫教育大学, 学校教育研究科, 准教授 (80350437)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 東日本大震災 / 原子力発電所 / 看護職 / 避難行動 / 罪悪感 / 大災害 / 原子力発電所事故 / 医療者 / トラウマ |
研究成果の概要 |
東日本大震災に伴って起きた原子力発電所の爆発事故当時、福島県内の病院等で勤務していた看護職を対象として質問紙調査を実施した。435人分のデータを有効回答とし、原発事故後約7年近く経過した時点での感情や災害に対する認識について、避難した群(137名)としなかった群(298名)で比較した結果、避難した群は罪悪感をより強く感じており(P<.001)、調査時においても後悔の念を抱いていた(P<.001)。本来ならばケアすべき患者等を置き去りにしてしまったことがトラウマとなっている可能性が示唆された。
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