研究課題/領域番号 |
26590168
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
|
研究機関 | 愛知学院大学 |
研究代表者 |
榊原 雅人 愛知学院大学, 心身科学部, 教授 (10221996)
|
研究協力者 |
赤嶺 亜紀 名古屋学芸大学, ヒューマンケア学部, 准教授
Lehrer Paul University of New Jersey-Robert Wood Johnson Medical School, Department of Psychiatry, Professor
Katsamanis Maria University of New Jersey-Robert Wood Johnson Medical School, Department of Psychiatry, Associate Professor
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
|
キーワード | バイオフィードバック / 抑うつ / 心拍変動 / 事象関連電位 / 心拍変動バイオフィードバック / ネガティブバイアス |
研究成果の概要 |
本研究は心拍変動バイオフィードバック(HRVBF)が高い抑うつを示す者においてみられる認知処理の偏向を調整するかどうか検討した。大学生14名を対象にネガティブ語・ニュートラル語を標的とする反応課題を実施し、事象関連電位(ERP)を測定した(課題1)。次に、HRVBFまたはcontrol条件を実施し直後に再び反応課題を実施した(課題2)。課題1では、ネガティブ語に対するERPのP300成分の振幅は有意に大きかった。課題1から課題2にかけて、抑うつの高い者のネガティブ語に対するP300振幅はHRVBF条件で低下した。HRVBFは抑うつの高い者の認知処理を調整する可能性のあることが示唆された。
|