研究課題/領域番号 |
26590172
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
臨床心理学
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研究機関 | 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター |
研究代表者 |
林 明明 国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 成人精神保健研究部, 研究生 (90726556)
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研究分担者 |
伊藤 真利子 国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所 成人精神保健研究部, 流動研究員 (20726533)
金 吉晴 国立精神・神経医療研究センター, 精神保健研究所成人精神保健研究部, 部長 (60225117)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 心的外傷後ストレス障害 / PTSD / 持続エクスポージャー療法 / 全般的知能 / 全般的認知機能 / 自律神経活動 / 注意 / 記憶 / PE / 認知機能 |
研究成果の概要 |
本研究では、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に対して有効な治療法とされる持続エクスポージャー療法(PE)の客観的治療効果測定に役立つ指標について検討した。まず、PTSDの特徴を確認するため、質問紙法による心理指標、パソコン課題や検査バッテリーによる認知指標(全般的知能、全般的認知機能、ワーキングメモリ、実行機能、および記憶・注意の偏り)、自律神経指標をPTSD群と健常者群とで比較した。さらに、群間に差異が認められた指標に関してはPTSD症状との関連も検討した。その結果、全般的知能と注意機能の低下、ネガティブな情報への記憶の偏りは、PEの客観的測定指標の候補として有用である可能性が示された。
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