研究課題/領域番号 |
26590179
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
実験心理学
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研究機関 | 岩手県立大学 |
研究代表者 |
桐田 隆博 岩手県立大学, 社会福祉学部, 教授 (20214918)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2016年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 乳児の泣き声 / 不快度 / 共感性 / 情動伝染 / 認知的評価 / 生理的反応 / 乳幼児泣き声不快尺度 / 脈泊 / 認知的評定 / 情動伝染尺度 / 多次元共感性尺度 / 脈拍変動 / 泣き声 / 育児 / 周波数分析 / 親 / ストレス / 感受性 |
研究成果の概要 |
乳児の泣き声に対する感受性を測定する尺度を作成し、ネガティブおよびポジティブな感受性の観点から検討した。乳幼児泣き声不快尺度は、泣き声に対するネガティブな感受性に焦点を当てた尺度であるが、情動伝染や共感性と因果的関連性があり、測定された不快度は泣き声に対するネガティブな感受性(怒りや個人的苦痛)とポジティブな感受性(幸福や共感的配慮)の双方を反映する指標であることが示された。特に、抑制環境における泣き声不快度と実際の泣き声に対する不快度、共感度、認知的評価との間に整合性が示されたことから、乳幼児泣き声不快尺度は乳児の泣き声に対する感受性を測定する簡便な尺度として利用できることが示された。
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