研究課題/領域番号 |
26590190
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 名古屋大学 |
研究代表者 |
大谷 尚 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 教授 (50128162)
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研究分担者 |
柴田 好章 名古屋大学, 教育発達科学研究科, 教授 (70293272)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2016年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 授業研究 / 質的研究 / 研究方法論 / 教育研究 / 研究言語 / 国際連携 / 臨床研究 / 教育実践研究 / 授業分析 / 質的研究方法論 / 教師教育 / 教育研究方法論 |
研究成果の概要 |
授業改善や教師教育のために国際的に普及している授業研究を、質的研究方法論を用いて、教育研究手法として再構造化し体系化する研究を行った結果、以下が明らかとなった.(1)授業研究は質的研究の特別な形式であると認識できること.(2)そのため授業研究は、①研究目的の設定、②研究デザイン、③データ採取、④データ分析、⑤理論化、の5段階に再構造化できること.(3)その各段階と⑥概念的・理論的枠組みの利用、⑦結果の表象方法に質的研究方法論の知見が有効に活用できること.(4)今後、両者の固有性と共通性とをさらに検討し、両者の交流と成果の共有を行うことが、世界共通の教育研究言語としての授業研究に必要であること.
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