研究課題/領域番号 |
26590197
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
教育学
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研究機関 | 帝京大学 |
研究代表者 |
樋浦 郷子 帝京大学, 理工学部, 講師 (30631882)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
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キーワード | 教育史 / 近代日本史 / 朝鮮史 / 教育と宗教 / 学校儀式 / 植民地教育 / 御真影 / 皇国臣民ノ誓詞 / 奉安殿 / 近代史 |
研究成果の概要 |
第一に、植民地朝鮮への「御真影下賜」について、時期と学校種を区分して詳細に調査、分析し、その背景について徴兵との関連から考察した。第二に、朝鮮における「不敬事件」について、日本内地との相違に注目しつつ明らかにした。第三に、「皇国臣民の誓詞」について、先行研究にはないアプローチ(とくに「声の1回性」)に着目して、それがもたらす教育実態の仮構性、危うさを明確化した。第四に、一般に完成せずに終わったとされてきた扶余神宮(忠清南道)について、1940年代の青年の動員を切り口として分析を試みた。いずれも「挑戦的萌芽研究」の目的にかなう成果と考える。
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