研究課題/領域番号 |
26590252
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
特別支援教育
|
研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
大六 一志 筑波大学, 人間系, 教授 (10251323)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
|
キーワード | 知能検査 / WISC-IV / 処理速度 / 知覚推理 / 方略 / 自閉スペクトラム症 |
研究成果の概要 |
WISC-IVは,日本で最もよく使われている学齢期の知能検査であり,この検査の活用と解釈を充実させるための基礎研究を行った。①筆記作業の効率を調べる「絵の抹消」検査について,方略による成績への影響を検討し,無作為探索方略の方が系統的探索方略よりも成績が高いことを明らかにした。②筆記作業の効率を調べる「符号」「記号探し」検査について,知的発達に遅れを示す8歳以上の受検者に対し検査結果を補正する方法を明らかにした。③非言語推理能力を調べる「絵の概念」検査について,定型発達児では言語化方略によって得点が伸びるのに対し,自閉スペクトラム症児では言語化しても得点が変化しないことを明らかにした。
|