研究課題/領域番号 |
26600003
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノ構造化学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
山田 哲弘 千葉大学, 教育学部, 教授 (40182547)
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連携研究者 |
長谷川 健 京都大学, 化学研究所, 教授 (30258123)
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研究協力者 |
佐藤 圭亮 千葉大学, 大学院教育学研究科
野田 卓夢 千葉大学, 大学院教育学研究科
栗嶋 香奈 千葉大学, 大学院教育学研究科
奈村 大志 千葉大学, 大学院教育学研究科
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 防錆 / グルコンアミド誘導体 / ペプチド型両親媒性分子 / 糖脂質 / 水素結合 / ナノコーティング / 表面処理 / オリゴロイシン / コーティング / パーフルオロアルキル鎖 / ポリグリンII構造 / FT-IR / パーフルオロアルキル化合物 / 平行β-シート構造 / ロイシンファスナー / 分子ジッパー / 双極子アレイ / 二次元稠密構造 / 表面処理剤 / オリゴロイシン誘導体 / 平行β-シート構造 |
研究成果の概要 |
ペプチド基を含むグルコンアミド誘導体を新規に合成し,鉄表面に対する防錆効果を調べた。このグルコンアミド誘導体の防錆効果は、同じペプチド基を有するアンモニウム両親媒性分子よりも優れていた。この結果はグルコン酸が複数の水酸基によって鉄表面に強く結合することを意味している。これまで金属の防食を目的とした表面処理は鉱油や塗料によって行われてきた。このような方法と比較して,ここで用いたグルコンアミド誘導体のような超分子による防食は,大面積には不向きであるもののマイクロスケールやナノスケールの防錆に向いている。非常に規則的な分子配列が理論的には分子一層の厚さで達成できるからである。
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