研究課題/領域番号 |
26600018
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノ構造物理
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研究機関 | 国立研究開発法人産業技術総合研究所 |
研究代表者 |
田中 丈士 国立研究開発法人産業技術総合研究所, ナノ材料研究部門, 主任研究員 (30415707)
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連携研究者 |
藤井 俊治郎 国立研究開発法人 産業技術総合研究所, ナノ材料研究部門 CNT機能制御グループ, 主任研究員 (80586347)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | カーボンナノチューブ / 半導体型 / 純度評価 / 濃縮 / 分離 / 純度 |
研究成果の概要 |
半導体型カーボンナノチューブ中に不純物として存在する金属型カーボンナノチューブを、ゲルを用いて濃縮・除去することにより、半導体型カーボンナノチューブの高純度化に成功した。この処理を行う前の半導体型ナノチューブ中の金属型のものは検出限界以下であったが、本処理により検出可能となり、超高純度半導体型カーボンナノチューブの精密な純度評価を実施できる可能性を示した。金属型ナノチューブの回収率が現時点では完全で無いために、正確な純度を導くためにはさらなる検討が必要であることが分かった。一方で、金属型ナノチューブを濃縮できる新たな系を見いだした。これを用いることで今回開発した純度評価法の改善が期待できる。
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