研究課題/領域番号 |
26600051
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
ナノ材料工学
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研究機関 | 日本電信電話株式会社NTT物性科学基礎研究所 |
研究代表者 |
鈴木 哲 日本電信電話株式会社NTT物性科学基礎研究所, 機能物質科学研究部, 主任研究員 (00393744)
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研究分担者 |
日比野 浩樹 関西学院大学, 理工学部, 教授 (60393740)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
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キーワード | グラフェン / プラズモン / 反射率 / 吸収率 / 指向性 / テラヘルツ / 光学的異方性 / 八木・宇田アンテナ / 位相干渉効果 |
研究成果の概要 |
僅かに物理的に非対称性を導入したグラフェンリボンを適切な間隔で積層することによって、上下のリボンに生成するプラズモンの位相干渉効果が生じ八木・宇田アンテナ様の鋭い光学的指向性がテラヘルツ光に対して得られることをシミュレーションによって明らかにした。またプラズモン生成によるテラヘルツ光の反射、および吸収スペクトルの実験的観測に初めて成功した。グラフェンリボンに閉じ込められたバンド内プラズモンの生成によりバンド間遷移の2.3%/層を大きく上回る5-10%/層のテラヘルツ光の吸収が得られることを示した。
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