研究課題/領域番号 |
26600071
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
応用物性
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
中村 泰信 東京大学, 先端科学技術研究センター, 教授 (90524083)
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連携研究者 |
宇佐見 康二 東京大学, 先端科学技術研究センター, 准教授 (90500116)
山崎 歴舟 東京大学, 先端科学技術研究センター, 助教 (00551409)
田渕 豊 東京大学, 先端科学技術研究センター, 特別研究員
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研究協力者 |
石川 豊史
野口 篤史
久富 隆佑
長田 有登
石野 誠一郎
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 強磁性体 / マグノン / 強磁性共鳴 / ガーネット |
研究成果の概要 |
超伝導量子ビットを用いて、強磁性絶縁体中のスピン集団励起自由度を量子的に制御することに成功した。ミリメートルスケールの磁石(イットリウム鉄ガーネット単結晶球)の中のマグノン励起と超伝導量子ビットをマイクロ波共振器モードを介してコヒーレントに結合し、単一マグノンレベルでの量子状態制御と観測を可能にした。この成果は、スピントロニクスの分野でも注目されている強磁性絶縁体中の長寿命なスピン集団励起と量子状態制御技術、さらには量子情報科学との融合につながるものであり、「量子マグノニクス」とも呼ぶべき新たな研究領域を開拓したといえる。
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