研究課題/領域番号 |
26600119
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
光工学・光量子科学
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研究機関 | 上智大学 |
研究代表者 |
江馬 一弘 上智大学, 理工学部, 教授 (40194021)
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連携研究者 |
欅田 英之 上智大学, 理工学部, 准教授 (50296886)
竹岡 裕子 上智大学, 理工学部, 准教授 (50338430)
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研究協力者 |
宇田川 洋祐
清田 祐貴
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 無機有機ハイブリッド物質 / 励起子 / 太陽電池 / 量子井戸 / 励起子物性 / 層状ペロブスカイト |
研究成果の概要 |
近年注目を集めている無機有機ペロブスカイト物質の2次元構造(量子井戸)を太陽電池応用に適用するための研究を行った.具体的には,2次元構造の励起子物性と太陽光発電,および,3次元構造における励起子物性の研究を行った.3次元物質では励起子が存在しないと言われていたが,精密な光学測定により,励起子束縛エネルギーを評価し,臭素系では20~40meV,ヨウ素系では10~20meVであることが判明した.これにより,臭素系では室温においても励起子が安定であり,ヨウ素系では励起子が解離しているものと予想される. さらに2次元構造を用いて太陽電池構造を作製し,効率は低いものの,発電することが確認された.
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