研究課題/領域番号 |
26600142
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
量子ビーム科学
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
岩下 芳久 京都大学, 化学研究所, 准教授 (00144387)
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研究分担者 |
佐伯 学行 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 准教授 (70282506)
久保 毅幸 大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構, 加速器研究施設, 助教 (30712666)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2017年度)
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配分額 *注記 |
4,030千円 (直接経費: 3,100千円、間接経費: 930千円)
2016年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2015年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 超伝導 / 薄膜 / 高周波 / 積層薄膜 / 超伝導加速管 / 超伝導空胴 / 高調波 |
研究成果の概要 |
超伝導加速空胴の性能を飛躍的に向上させる可能性のある超伝導薄膜構造の研究を進めた。極低温下での超伝導薄膜の特性を交流磁場印加時の3次高調波発生を測定することによって評価するシステムの整備が完了し、世界で初めて超伝導薄膜構造でNbの限界を超える測定データを得ることに成功した。高純度バルクニオブ板に薄いSiO2絶縁層を挟んでNbN超伝導薄膜を載せた体系のサンプルにおいて、Nbの下部臨界磁場を超える磁場に耐える世界初の測定結果を得た。この測定により、今後の薄膜製作に於ける指針の策定が可能になり、超伝導加速空胴の性能向上に向けて一層の拍車を掛けることが可能になった。
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