研究課題
挑戦的萌芽研究
多くの天体に見られる結晶質鉱物の微細構造赤外線バンドから、その物質構造、組成の推定が可能となることが期待され、宇宙鉱物学(astromineralogy)が提唱された。しかし、これまでのところ振動モードについての理論的な基礎付けがなされていないため、観測データの解釈は実験室データとの経験的な比較にとどまり、その発展は限定的であった。本研究では密度汎関数理論(DFT)を用いた数値計算を行い、天体に見られる鉱物の振動モードを計算し、観測との比較を行う基礎を得た。またDFT計算を有機物質にも適用し、重水素含有量の推定を行い、従来提唱されている仮説より1桁低い値を導いた。
すべて 2017 2016 2015 2014 その他
すべて 国際共同研究 (3件) 雑誌論文 (11件) (うち国際共著 8件、 査読あり 10件、 オープンアクセス 6件、 謝辞記載あり 5件) 学会発表 (15件) (うち国際学会 11件、 招待講演 8件)
Astronomy and Astrophysics
巻: 586 ページ: A65-A65
10.1051/0004-6361/201526809
The Astrophysical Journal
巻: 817 号: 2 ページ: 145-167
10.3847/0004-637x/817/2/145
Planetary and Space Science
巻: 133 ページ: 97-106
10.1016/j.pss.2016.05.001
Journal of Physics Conference series
巻: 728
巻: 116 ページ: 73-83
10.1016/j.pss.2015.05.010
巻: 577 ページ: A16-A16
10.1051/0004-6361/201425590
巻: 116 ページ: 84-91
10.1016/j.pss.2015.03.025
Astrophysical Journal
巻: 807 号: 1 ページ: 1-7
10.1088/0004-637x/807/1/29
Asian Journal of Physics
巻: 24
Monthly Notices of the Royal Astronomical Society
巻: 454 号: 1 ページ: 193-204
10.1093/mnras/stv1946
Highlights in Astronomy
巻: 16 号: H16 ページ: 703-704
10.1017/s1743921314012976