研究課題/領域番号 |
26610051
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
天文学
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 |
研究代表者 |
武井 大 国立研究開発法人理化学研究所, 放射光科学総合研究センター, 基礎科学特別研究員 (10709372)
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研究分担者 |
香村 芳樹 国立研究開発法人理化学研究所, 放射光科学総合研究センター, ユニットリーダー (30270599)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
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キーワード | X線光学 / 望遠鏡 / Berry位相 / 横滑り現象 / 放射光 / SPring-8 / 単結晶 / 干渉計 |
研究成果の概要 |
近年、光学理論の展開と放射光による追従実験から、X線の「横滑り」という新しい概念の光物理現象が発見された。X線が歪んだ単結晶にブラッグ角度付近で入射すると、「ベリー位相」の効果による巨視的な伝搬を経て結晶の縁から出射する。横滑り現象を駆使すれば、反射や屈折など従来の光学系では成し得ない、新たなX線の光路や干渉計、望遠鏡を実現できる可能性がある。そこで、本研究にて同現象の本質的な理解に踏み込み、確実かつ高いS/Nで信号を引き出す手法を開発し、新たなX線導波技術としての基礎を築いた。
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