研究課題/領域番号 |
26610071
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
素粒子・原子核・宇宙線・宇宙物理
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研究機関 | 広島大学 |
研究代表者 |
志垣 賢太 広島大学, 理学研究科, 准教授 (70354743)
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連携研究者 |
石川 健一 広島大学, 理学研究科, 准教授 (60334041)
平野 哲文 上智大学, 理工学部, 教授 (40318803)
板倉 数記 高エネルギー加速器研究機構, 素粒子原子核研究所, 研究機関講師 (30415046)
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研究協力者 |
谷崎 麗未 広島大学, 理学研究科, 大学院学生
上田 庸資 広島大学, 理学研究科, 大学院学生
信廣 晃秀 広島大学, 理学研究科, 大学院学生
山川 皓生 広島大学, 理学研究科, 大学院学生
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 高強度磁場 / 高エネルギー原子核衝突 / 仮想光子 / 偏光 |
研究成果の概要 |
LHC加速器ALICE実験およびRHIC加速器PHENIX実験において、直接生成仮想光子の非等方性および偏光の検出測定解析を推進した。仮想光子偏光の有意な検知には至らなかったが、流体模型を用いて背景効果に関する知見を進展させた。実験室系に加えて3つの偏極観測座標系を導入し、CS観測系が最も感度に優れるとの結果を得た。また、生成粒子の偏向流に着目し、反応平面に巨視的回転方向の情報を加えて、幾何学相関解析による高強度磁場生成の検出手法を確立して、ALICE実験において生成磁場による偏向力に制限を与えた。理論側からも新たな進展を誘起し、本分野において近年最も注目を集める研究課題の一つとなった。
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