研究課題/領域番号 |
26610078
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
上原 洋一 東北大学, 電気通信研究所, 教授 (30184964)
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研究分担者 |
桑原 正史 産業技術総合研究所, 電子光技術研究部門, 上級主任研究員 (60356954)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2014年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | THz STM発光 / ピコ秒時間分解能 / THz-STM発光 / ピコ秒の時間分解能 |
研究成果の概要 |
THz域でのSTM発光分光法にピコ秒の時間分解能を与えるために本研究を実施した。以前の可視域での研究から、ピコ秒パルス光をSTMの試料-探針ギャップに照射することによりピコ秒の時間分解能がSTM発光分光に付与できることがわかっている。STM中の電子トンネルによりTHz発光も励起されるので、照射されたギャップからのTHz光が観測されるかどうかの確認がなすべきことである。STM発光自身と検出器の両方の感度が可視域に比べTHz域では低いので、この確認は容易ではない。THz STM発光の効率改善のための理論計算を行い、その知見に基づき実験を行い、求めているTHz STM発光の観測に成功した。
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