研究課題/領域番号 |
26610080
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 国立研究開発法人理化学研究所 (2016) 東京大学 (2014-2015) |
研究代表者 |
加藤 雄一郎 国立研究開発法人理化学研究所, 加藤ナノ量子フォトニクス研究室, 准主任研究員 (60451788)
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研究分担者 |
嶋田 行志 東京大学, 大学院工学系研究科(工学部), 助教 (20466775)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ナノチューブ・フラーレン / 光物性 / 物性実験 |
研究成果の概要 |
単一架橋カーボンナノチューブのフォトルミネッセンス分光および光子相関測定に取り組み、励起子-励起子消滅過程の定量的な理解を深め、また、室温における単一光子発生の有無を検証した。架橋長さやカイラリティ依存性、そして励起強度の影響を調査し、シミュレーションと比較することで、励起子-励起子消滅過程が励起子密度の三乗に比例するという一次元系特有の振る舞いを示すことを明らかにしたほか、室温でも二次の光子相関係数が0.5を下回ることを確認し、単一光子が発生していることを実証した。
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