研究課題/領域番号 |
26610087
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
篠塚 雄三 和歌山大学, システム工学部, 教授 (30144918)
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研究分担者 |
山門 英雄 和歌山大学, システム工学部, 准教授 (30242035)
伊東 千尋 和歌山大学, システム工学部, 教授 (60211744)
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連携研究者 |
伊東 千尋 和歌山大学, システム工学部, 教授 (60211744)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2014年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | 嫌光性 / 光誘起構造変化 / 断熱不安定性 / ジアセチレン / フォトクロミズム / 低次元物質 / 励起子 / 1次元物質 |
研究成果の概要 |
光を遮断した暗黒下でのみ準安定に存在する洞穴(嫌光性)物質を理論と実験の両面から探索した。固有励起子の自己束縛しやすい低次元物質が探索の対象となり、以下のことが判明した。1個の励起子を生成した直後の格子緩和中であれば、次の励起子生成には通常よりも低いエネルギー値で可能であること。フェナジン-(TCNQ1-x FTCNQx) 混晶の作成を試みたところ、x=0.4の混晶では結晶と同型構造であるが、x=0.6では分子の配列に2量化が見られた。あるジアセチレン単結晶では、側鎖秩序の変化により、分子の対称性変化を伴う相転移が示唆され、その嫌光性は分子のコンフォメーションと関連すると考えられる。
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