研究課題/領域番号 |
26610089
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
物性Ⅰ
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
飯田 琢也 大阪府立大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (10405350)
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研究分担者 |
床波 志保 大阪府立大学, 工学研究科, 准教授 (60535491)
児島 千恵 大阪府立大学, 工学研究科, 准教授 (50405346)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 光物性 / 表面・界面物性 / 流体工学 / 分析科学 / 薬学 |
研究成果の概要 |
ナノ粒子集合系内部の電子励起状態の集団モードの特性を光発熱効果を通じて「マクロな流れ」に変換するための原理解明とナノバイオ分野への応用を目指した。球殻状金属ナノ粒子集積構造体の分散液に卵白と卵黄それぞれの希釈分散液を添加してレーザー照射することで、構造体中の局在表面プラズモンの協力効果で増強した光発熱効果により、含まれるタンパク質を熱凝固して迅速に検出できる可能性を示した。特に、各試料中の成分に依存してバブル発生や熱凝固に要する時間も異なることを示した。また、金ナノ粒子を内包した有機ナノカプセルの分散液にレーザーを照射することで、狙った場所に高密度集積するための条件も明らかにした。
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