研究課題
挑戦的萌芽研究
本研究ではまず、非接触の温度計測手法である黒体輻射温度計を利用し、電流通電下でも熱拡散率が測定可能なシステムの立ち上げを行った。さらに、測定試料となる層状コバルト酸化物の単結晶試料育成に成功し、その物性がロジウムによる等価数置換によって系統的に変化することを明らかにした。特にロジウムを最大置換した物質では熱電出力因子が母物質の2倍程度に増加することが分かった。本物質群は、今後の熱拡散率測定の結果と合わせて、酸化物熱電材料の候補物質として期待できる。
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すべて 雑誌論文 (6件) (うち査読あり 6件、 謝辞記載あり 5件、 オープンアクセス 3件) 学会発表 (2件) (うち招待講演 1件) 備考 (1件)
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http://www.rs.tus.ac.jp/okazakilab/