研究課題/領域番号 |
26610110
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
|
研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
川勝 年洋 東北大学, 理学研究科, 教授 (20214596)
|
研究協力者 |
森井 洋平 東北大学, 大学院理学研究科, 産学官連携研究員
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,640千円 (直接経費: 2,800千円、間接経費: 840千円)
2015年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2014年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
|
キーワード | 振動現象 / 弾性体 / ソフトマター / 架橋高分子 / 化学反応 / 粘弾性特性 / 粘弾性 / 高分子ネットワーク / 流体粒子 |
研究成果の概要 |
架橋構造を持つ高分子ネットワークのミクロな構造や粘弾性特性を、分子モデルおよび場のモデルを用いて表現し、化学反応による内的な自励振動や外部から印加した変形・流動によって引き起こされる架橋高分子の変形挙動を解析した。架橋高分子を弾性体として扱い、化学反応のモデルを埋め込むことで、架橋高分子と化学振動とのカップリングによる振動変形挙動をシミュレートする方法論を確立した。また、生体繊維を構成する高分子を対象として、実際の分子構造の情報から架橋構造を作成し、この架橋構造に対して分子シミュレーションを実施し、架橋構造の弾性特性を明らかにすることができた。
|