| 研究課題/領域番号 |
26610111
|
|---|
| 研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
| 配分区分 | 基金 |
|---|
| 研究分野 |
数理物理・物性基礎
|
|---|
| 研究機関 | 東北大学 |
|---|
研究代表者 |
中島 千尋 東北大学, 原子分子材料科学高等研究機構, 助教 (40599122)
|
|---|
| 研究協力者 |
大関 真之 東北大学, 大学院情報科学研究科, 准教授
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
| 研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
| 配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2014年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
|---|
| キーワード | 統計物理学 / 素因数分解 / 相転移 / モンテカルロ法 / 計算量理論 / スピングラス |
|---|
| 研究成果の概要 |
素因数分解の統計力学模型の定式化を行い、その性質を調べた。2つの巨視的変数、エネルギーと正解からのハミング距離についての状態密度の解析から、モンテカルロ法やシミュレーテッドアニーリングにおいてサンプルされるエネルギーの領域の2回にわたる劇的な変化と、それぞれに関連する特徴的な振る舞いを見出した。ひとつは特殊な1次相転移であり、通常の1次転移と2次転移との中間的な性質を持つ。もうひとつは状態密度が凸な向きに尖った形状である。
|
