研究課題/領域番号 |
26610114
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 京都大学 |
研究代表者 |
阪上 雅昭 京都大学, 人間・環境学研究科(研究院), 教授 (70202083)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 群 / 動画解析 / Optical flow / agitation / クラスター形成 / 定常状態 / 平均トーラス / オプティカルフロー / 情報伝達 / 整列相互作用 / 個体識別 / 群れ / 状態変化 / 渋滞 |
研究成果の概要 |
群の科学の基礎として,水族館の底面から撮影した動画の解析から,魚群の素早い反応について議論する.魚群の速度場を自動的に計測するためOptical flow による動画解析の手法を開発した.本研究では捕食者に襲われたときなどに魚群が見せる俊敏な反応に注目する.短時間しか継続しないが通常の遊泳速度の10 倍程度で泳ぐburst,さらにburst のトリガーすなわち加速や方向転換が通常の遊泳速度の100 倍で伝搬するagitation という群れの中での速い波を計測することができる.またagitation よりも伝搬速度は遅いが頻繁に観測されるweak agitation の存在をが示された.
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