研究課題/領域番号 |
26610118
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 熊本大学 |
研究代表者 |
細川 伸也 熊本大学, 大学院先端科学研究部(理), 教授 (30183601)
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研究分担者 |
石川 大介 公益財団法人高輝度光科学研究センター, 利用研究促進部門, 研究員 (00391855)
下條 冬樹 熊本大学, 大学院先端科学研究部(理), 教授 (60253027)
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連携研究者 |
松田 和博 京都大学, 大学院理学研究科, 准教授 (50362447)
バロン アルフレッド 独立行政法人理化学研究所, 放射光科学研究センター, 准主任研究員 (90442920)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2016年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2015年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 液体表面 / フォノン / X線非弾性散乱 / 超高真空 / フォノンダイナミクス / 液体金属 / 表面 / ダイナミクス |
研究成果の概要 |
本研究課題では、液体金属表面の原子ダイナミクス、特に励起されるフォノンの物性の液体内部との相違について、大型放射光施設SPring-8でX線非弾性散乱によって詳しく探索する、世界で初めての試みに挑戦している。最大の難関は、10-8Pa程度の超高真空条件下で表面原子レベルで清浄な表面を作成することであった。まず第一に、真空容器を作成し、イオンポンプなどの真空排気装置を準備して超高真空状態を達成することで、これについては研究課題期間内に達成することができた。今後、ヒーターを用いた表面酸化物の除去装置の稼働テストなどを早急に行い、その後速やかに液体スズを試料とした本実験に結びつけたい。
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