研究課題/領域番号 |
26610120
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
数理物理・物性基礎
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研究機関 | 国立研究開発法人物質・材料研究機構 |
研究代表者 |
宮崎 剛 国立研究開発法人物質・材料研究機構, 理論計算科学ユニット, グループリーダー (50354147)
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連携研究者 |
篠田 渉 名古屋大学, 大学院工学研究科, 准教授 (70357193)
大塚 教雄 理化学研究所, 生命システム研究センター, 研究員 (30465968)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2014年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
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キーワード | 大規模第一原理計算 / プログラム開発 / 第一原理分子動力学 / 生物物理 / 計算物理 / 計算手法、プログラム開発 / イオンチャネル |
研究成果の概要 |
本研究では、我々が開発している大規模第一原理計算プログラムを用いて、水溶媒中にある脂質2重層中に埋め込まれたイオンチャネルgramicidin Aという複雑生体系の複数の構造に対してセルフコンシステント第一原理計算を実現することに成功した。この結果と生体系に対する理論研究で通常用いられている古典力場の結果を比較することにより複雑生体系における古典力場の問題点を明らかにした。また、数万原子を含むような複雑生体系に対して精度の高い第一原理計算に基づく分子動力学法法を実現することを可能とする計算手法を開発した。
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