研究課題/領域番号 |
26610128
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研究種目 |
挑戦的萌芽研究
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配分区分 | 基金 |
研究分野 |
生物物理・化学物理・ソフトマターの物理
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
宮田 英威 東北大学, 理学(系)研究科(研究院), 准教授 (90229865)
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連携研究者 |
本堂 毅 東北大学, 大学院理学研究科, 准教授 (60261575)
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研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2014年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 低周波磁場 / フェロジン / 吸光光度変化 / II価鉄 / Ⅱ価鉄 / 50 Hz magnetic field / ferritin iron release |
研究成果の概要 |
フェリチンは細胞内において遊離Fe2+をFe3+の形で貯蔵する。50ヘルツ磁場が小児白血病リスクを上昇させるという報告から細胞内酸化ストレスが磁場により増強されるという可能性がある。その原因としてフェリチンからのFe2+の磁場による遊離を想定し、検討した。フェリチン水溶液を50ヘルツ/1 キロヘルツ3.2ミリテスラの磁場に2.5/5時間曝露し、Fe2+指示薬フェロジンを用いて曝露試料と非曝露試料のFe2+を測定した。測定曲線をGNUプロットによりフィッティングし、解析した。その結果、50ヘルツ、5時間曝露の場合フェリチンからの鉄イオン解離プロセスが磁場によりわずかに促進されることが分かった。
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