研究課題/領域番号 |
26610147
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
|
研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
飯塚 芳徳 北海道大学, 低温科学研究所, 助教 (40370043)
|
研究分担者 |
中村 一樹 防災科学技術研究所, イノベーションハブ推進室, 室長補佐 (50725231)
|
連携研究者 |
佐藤 友徳 北海道大学, 大学院地球環境科学研究院, 准教授 (10512270)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2016-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2015年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2015年度: 2,600千円 (直接経費: 2,000千円、間接経費: 600千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 降雪 / エアロゾル / 個別微粒子 / 化学組成 / 微粒子 / 海塩 / 粒子組成 / 水溶性塩 |
研究成果の概要 |
本研究では、氷昇華法を厳寒地の北海道占冠・トマム地域の降雪に応用し、海塩・硫酸塩などが固体微粒子として存在する寒冷な降雪とともに湿性沈着したエアロゾルの粒子状物質の化学組成を分析し、湿性沈着エアロゾルの粒子状物質を明らかにすることを目的とした。分析の結果、エアロゾル微粒子と降雪中の不揮発性微粒子の元素組成分布には違いがみられ、降雪中の不揮発性粒子には塩化物塩が多く見つかった。しかしながら、ダイヤモンドダストに含まれる不揮発性粒子には塩化物塩が含まれておらず、エアロゾルの組成分布とよく似ていた。
|