研究課題/領域番号 |
26610151
|
研究種目 |
挑戦的萌芽研究
|
配分区分 | 基金 |
研究分野 |
気象・海洋物理・陸水学
|
研究機関 | 九州大学 |
研究代表者 |
千手 智晴 九州大学, 応用力学研究所, 准教授 (60335982)
|
研究期間 (年度) |
2014-04-01 – 2017-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2016年度)
|
配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2016年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2015年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2014年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
|
キーワード | 近慣性内部重力波 / 日本海 / 深層流 / 係留観測 / 大和海盆 / 対馬海盆 / 伝播特性 / 鉛直伝播 / 日本海固有水 / 潮汐周期変動 / ビーム構造 |
研究成果の概要 |
海洋深層の海水混合に寄与する近慣性周期の内部重力波(NIW)の伝播過程を調べるため、日本海南東部の大和海盆と南西部の対馬海盆の深層に超音波流速計を係留し、測定時間間隔1分という非常に高い時間分解能で流れを計測した。大和海盆深層では、下層から上層にビーム状に伝播するNIWが観測された。一方、対馬海盆深層ではNIWの他に、反時計回りに流向が変化する日周期の変動が認められた。日本海深層におけるNIWの構造や伝播の特徴、時間変動特性に加え、大和海盆と対馬海盆では流速変動の状況が大きく異なることが明らかとなった。
|